感じたまま 思ったままに。


by rio-dasu
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

墨攻

d0111514_14301143.jpg監督 ジェィコブ・チャン
出演 アンディ・ラウ 、アン・ソンギ 、ワン・チーウェン 、ファン・ビンビン

紀元前370年頃、巷淹中(アン・ソンギ)率いる趙の10万の大軍が住民わずか4千人の梁城に攻め入ろうとしていた。梁王(ワン・チーウェン)は墨家に援軍を頼んでいたが時間切れで、降伏しようとした時に墨家の革離(アンディ・ラウ)という男がたった1人で城に到着する。彼は1本の矢で趙軍の先遣隊を退けてしまい……。 (シネマトゥデイ)


春秋・戦国時代と言われる頃の中国のお話しです。
この頃の本は結構好きで読んでいるので、興味津々で観ました。
この映画を観る前に「中国国家博物館展」も見にいっていたので、ますます
期待は膨らみました。

本で読み、当時の人が使っていたものを見、満を持して映像で観たって感じ。



「非攻」、「兼愛」などの十箇条を掲げる墨子の思想を支持する墨家。
「非攻」を貫き、敵に攻められたら守りに徹するから、守りのプロなわけです。
そのために篭城戦で臨むのですが、自分たちを守るのは自分たちしかいないのだと
説いて、農民や女子供も総動員します。
「非攻」はすなわち「非戦」ではありません。

「非攻」「兼愛」(自分を愛するように他人も愛する)を唱える墨家の革離でも
結局は武器を手に持ち、敵を殺しているのです。

何千年も前なのに、今とちっとも変わっていない。
なんだかとても悲しくなりました。

洋の東西を問わず、こういう戦争スペクタルものを観るといつも思います。
あれから何千年、何百年と月日は流れても、人間の欲や野望は
ちっとも変わらないのだなぁ。
弱い人が一番の被害者になり、同じ赤い血が流れる。
科学や文化は進化発展を続けているのかもしれないけど、
人間の精神はどうしてこうも同じ過ちを繰り返し続けるのだろうと・・・・。

役者さんたちはアンディ・ラウ以外は全く知らない人ばかりでしたが
とても素敵でした。

巷将軍を演じたアン・ソンギは韓国でとても有名な俳優さんだそうです。
とても渋い味のある演技をしていました。
子団役のウー・チーロン、梁適役のチェ・シウォン共に若くてかっこよくて
目に力のある素敵な役者さんでした。

唯一ヒロイン役?で出演だったファン・ビンビンさん。
前半と後半のギャップがありすぎて、びっくりだったけど、
とてもかわいい役者さんでした。
[PR]
by rio-dasu | 2007-02-22 14:29 | 映画