感じたまま 思ったままに。


by rio-dasu
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山種コレクション名品展

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九段下にある「山種美術館」の開館40周年を記念して開かれている
「山種コレクション名品展」の後期を見てきました。

前期・後期と全作品を入れ替えると聞いていたから、
前期も見たかったのですが、どうしても時間がとれず、後期だけの鑑賞と
なってしまいました。ざんねん・・・・・・

そう広いとはいえないスペースにほんとに素敵な絵が展示してあります。
部屋が2つに別れているのですが、
前室で一番目を引いたのは、上村松園の「砧」でした。
大きさも想像していたよりずっと大きかったのですが、迫力というより
静けさを感じました。
松園さんのもう1点の作品、「牡丹雪」も構図がとてもおしゃれな感じでよかったです。
私は「砧」より「牡丹雪」の方が好きだな。


次の部屋に入って一番奥の壁に仄かにライトアップされて飾られていたのが
今回の最大の目的であって速水御舟さんの「炎舞」でした。
この絵を知ったのはもう随分前で、山種美術館にもそれから何度も足を運んでいる
のですが、実物を目にしたのはこれが初めてです。

写真で見ていた以上に素晴らしくてしばらく絵の前から動けませんでした。
赤々と燃えさかる炎に引き込まれるように舞い飛ぶ蛾たち。
炎という激しいものを描いているのに、心が落ち着く感じが不思議でした。
蛾の一匹、一匹がとても繊細に描かれていてました。
近づいて見ては溜息・・・・・ちょっと遠ざかって見ては溜息・・・でした。

同じ御舟さんの作品で「白芙蓉」も素敵でした。
この人はほんとにとても繊細で大胆な絵を描きます。
この絵の薄墨で描いた部分と白芙蓉の花一輪の対比が思わず目を引きました。

奥村土牛さんの「鳴門」は大きさといい、構図といい、とてもダイナミックな作品でした。
萌黄色の海と轟々と音をたてているような白くて大きな渦。
見ているとほんとに吸い込まれてしまいそうでした。


九段下から千鳥ヶ淵の緑道を歩きながら訪れることができます。
会期は7月16日までです。
山種美術館
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by rio-dasu | 2007-06-30 12:47 | 美術展