感じたまま 思ったままに。


by rio-dasu
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山種コレクション名品展

d0111514_12405461.jpg
九段下にある「山種美術館」の開館40周年を記念して開かれている
「山種コレクション名品展」の後期を見てきました。

前期・後期と全作品を入れ替えると聞いていたから、
前期も見たかったのですが、どうしても時間がとれず、後期だけの鑑賞と
なってしまいました。ざんねん・・・・・・

そう広いとはいえないスペースにほんとに素敵な絵が展示してあります。
部屋が2つに別れているのですが、
前室で一番目を引いたのは、上村松園の「砧」でした。
大きさも想像していたよりずっと大きかったのですが、迫力というより
静けさを感じました。
松園さんのもう1点の作品、「牡丹雪」も構図がとてもおしゃれな感じでよかったです。
私は「砧」より「牡丹雪」の方が好きだな。


次の部屋に入って一番奥の壁に仄かにライトアップされて飾られていたのが
今回の最大の目的であって速水御舟さんの「炎舞」でした。
この絵を知ったのはもう随分前で、山種美術館にもそれから何度も足を運んでいる
のですが、実物を目にしたのはこれが初めてです。

写真で見ていた以上に素晴らしくてしばらく絵の前から動けませんでした。
赤々と燃えさかる炎に引き込まれるように舞い飛ぶ蛾たち。
炎という激しいものを描いているのに、心が落ち着く感じが不思議でした。
蛾の一匹、一匹がとても繊細に描かれていてました。
近づいて見ては溜息・・・・・ちょっと遠ざかって見ては溜息・・・でした。

同じ御舟さんの作品で「白芙蓉」も素敵でした。
この人はほんとにとても繊細で大胆な絵を描きます。
この絵の薄墨で描いた部分と白芙蓉の花一輪の対比が思わず目を引きました。

奥村土牛さんの「鳴門」は大きさといい、構図といい、とてもダイナミックな作品でした。
萌黄色の海と轟々と音をたてているような白くて大きな渦。
見ているとほんとに吸い込まれてしまいそうでした。


九段下から千鳥ヶ淵の緑道を歩きながら訪れることができます。
会期は7月16日までです。
山種美術館
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by rio-dasu | 2007-06-30 12:47 | 美術展

憑神

d0111514_21111139.jpg監督: 降旗康男
出演: 妻夫木聡 、夏木マリ 、佐々木蔵之介 、鈴木砂羽 、森迫永依

うだつのあがらない下級武士の別所彦四郎(妻夫木聡)は、ささやかな出世を願って神様に懇願するが、
祈る稲荷を間違えたために貧乏神・疫病神・死神という3人の災いの神に取り憑かれてしまう。
社会や家からのけ者扱いされて日々を過ごしてきた彦四郎だったが、突然の災難に見舞われたことによって、
次第に自分の人生の意義について目覚めていく。 (シネマトゥデイ)

全然期待しないで観に行ったんだけど、面白かったです。(単に妻夫木君みたさでした)
たくさん笑って、最後にホロリとした感じ。

そういう映画ってとってもお得な感じ(笑)

幕末とはいえ、江戸の人情たっぷりな感じもよく出ていたし、
真っ直ぐな人間は貧乏神も厄病神も死神さえも、何とかしたくなるってのがよかった。

そういう真っ直ぐな若者を演じさせたら妻夫木君は最適だね。

西田敏行さんは「有頂天ホテル」でも感じたけど
しつこいほどのオヤジギャグなんだけど、笑ってしまうんだよね。

佐藤隆太君もとてもよかった。
佐々木蔵之助さんのダメダメ長男振りも最高でした。

「言葉に込められた思いを形にすることはできませんか?」と贋と知らされたあとに鍛冶師に頼む
シーンはなんだかグッときていまいました。

死を覚悟して自分の生まれてきた意味を模索するというのもわかるんだけど、
そっちに行っちゃいますか~って感じ。

最後の最後で、原作者が出演する意味があるのかとっても疑問。
あれはないほうがとてもいい映画になったと思うのに・・・・・・
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by rio-dasu | 2007-06-27 21:11 | 映画