感じたまま 思ったままに。


by rio-dasu
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
d0111514_152425.jpg東京国立博物館で開催中の『レオナルド・ダ・ヴィンチ -天才の実像』を見てきました。
まさにダ・ヴィンチを紹介するための展覧会でした。

画家だけでなく、ありとあらゆるものに興味を示し、それを探究する彼の姿勢が窺えます。


天文、建築、風や水の動態、動力、鳥の生態、人体の構造、人力飛行機。

初来日の受胎告知を見るには、長い行列に並ばなければなりませんでした。
幼い頃体験した、パンダを見るために行列した時を思い出しました。

長い年月を経たとは思えないほどの色鮮やかさにはびっくりしました。
遠く近く、ゆっくり眺めることができたら、もっと印象に残ったと思います。
「立ち止まらないでくださ~い」と声を張り上げている警備員さんの印象が強く残って・・・・

人の波に押されるように、わぁ!わぁ!と思っているうちにあっという間に出口でした。
出口からでたら、もう一回はダメです。

この前放送していたNHKの日曜美術館では壇さんはじめ出演者のみなさんが
じっくりこの絵を眺めていましたね。
角度を変えると、より立体的に見えるとか、大天使ガブリエルの足もとには正確に模写された
草花が描かれているとか・・・・・・・

悲しいかな、
この展覧会のための大きなポスターをある駅の通路で見つけたとき、
ほんとじっくり絵の細部を見ました。
なるほど、確かに見る角度によって、マリアさまの右手の長さやその後ろにある壁の角度がグッと鋭角になって、迫ってくる感じです。

これから訪れる方はぜひ、実物の絵で確かめてみてください。
[PR]
# by rio-dasu | 2007-04-07 15:25 | 美術展

ナイト ミュージアム

d0111514_1665211.jpg監督 ショーン・レヴィ
出演 ベン・スティラー 、カーラ・グギーノ 、ディック・ヴァン・ダイク 、ミッキー・ルーニー

ニューヨークで暮らす失業中のラリー(ベン・スティラー)は前妻が(キム・レイヴァー)が再婚すると知り動揺する。愛する息子ニッキー(ジェイク・チェリー)とのきずなを保つために、ラリーは自然史博物館の深夜勤務の夜警員の仕事を引き受け、真夜中に警備を始める。ある夜、展示物が魔法を使ったように生き返り、ローマのグラディエーターやカウボーイたちがジオラマから飛び出して戦いを始め……。 (シネマトゥデイ)

春休み中の子どもと一緒に観てきました。
劇場の中も親子づれでほぼ満席でした。

ドラえもんとかケロロ軍曹とかを一緒に観に行こう~と言われたら
「母は買い物でもしながら待ってるよ」って言っちゃいそうだけど、
この映画は大人でも十分楽しめるファミリー映画です。

近頃ちょっとおとなぶってかっこつけし~になっているわが子もちょっと前かがみで(夢中になるとこのかっこになっちゃうみたい)スクリーンに釘付けだし
笑えるシーンもたくさんあって、ニンマリやプッって感じより声に出して「ワハハ」って感じで、
それも隣の息子も声出して笑っているから、お互い顔見合せちゃったりして・・・・・

蝋人形とか剥製とか、ジオラマの小さな人形とか、恐竜の骨格標本とか、
昼間はひっそりと動かない者たちが、
夜になると動きだす。
そんなことを想像するだけで、とてもワクワクしちゃう。

昔よく歌った、「おもちゃのチャチャチャ」状態だよね。

アメリカ先住民のサカジャウィアとか西部開拓時代のこととか、南北戦争とか、
きっとこの映画をみたアメリカの子どもたちは自分たちの国の歴史に興味を
持っただろうなぁと思いました。

笑えるシーンばかりではなく、ウルッとくるところもありました。

家族愛、友情、挫折と克服、カーチェイス、いろんなものが詰まっています。


両親は離婚していて、母親とそのフィアンセと共に住んでいる息子が
離れて暮らしている父親のところに泊りにいく。
アメリカでは一般的にあることなのだろうけど、そのシュチュエーションが
映画の冒頭から自然に描かれていて、はたして我が息子はそれを
理解できただろうか?と思ったけど、あえて突っ込んで聞きませんでした(笑)

歴史は生きている、を身をもって実感できる映画です。
[PR]
# by rio-dasu | 2007-03-28 16:07 | 映画
d0111514_15453539.jpg監督 トム・ティクヴァ
出演 ベン・ウィショー 、ダスティン・ホフマン 、アラン・リックマン 、レイチェル・ハード=ウッド

18世紀のパリ、悪臭のたちこめる魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。驚異的な嗅覚を持つがゆえに、奇怪な青年として周囲に疎まれている彼は、ある晩、芳しい香りの少女に夢中になり、誤って殺してしまう。その後、彼は少女の香りを求めて調香師になり、香水作りに没頭するが……。 (シネマトゥデイ)


映画の冒頭では吐き気がした。
目も開かない赤ちゃんが鼻をヒクヒクさせているのも不気味だった。

セリフが極端なまで少なく、表情のない主人公とその生い立ちを淡々と述べていくナレーション。
彼が自発的に行うのは、自分を取り巻く全てのものの香りを、嗅ぐ、嗅ぐ、嗅ぐこと。
臭い、匂い、におい・・・・・・・・・・・
スクリーンからはどんなものの香りも香って来ないのに、一緒に嗅いでいるような気になって、
益々気分が悪くなってきた。

それでも2時間半があっと言う間だった。
不思議な映画だった。

神か悪魔かわからないけど、グルヌイユはある種の選ばれし者だったのだろう。
とりつかれたように重ねた殺人も彼にとってはまさに「必要」だったから。
彼の生きている目的、生きている意味、それはただ一つ。
その香りをこの手で作りあげることだと思った。

それを手に入れたあとは、だからできればそのまま断頭台の露と消えて欲しかった。
彼が生まれてきた意味そのものともいえる、香水のひとふりに群集がひれ伏した、
それだけで充分じゃない・・・・と思った。

TVのCMで流れている、衝撃的なシーンは確かに衝撃的だったし、
彼の最期もキツネにつままれたような感じだったけど。

愛を与えられなかった者は愛を知ることはないのだとしたら、
この世に生まれた時に母の手に抱かれることもなかったグルヌイユは愛を知らぬものだったのだろう。

母の胎内から産み落とされたのを自分を取り巻く匂いで感じたグルヌイユ。
香りの中に愛を求めていたのだろうか。

それなら彼は自分が求めてやまなかった愛を最期に自分の生まれた場所に
見つけることができたのだろうか。

何度も観たいと思わせる映画ではない。
でも、いつまでも心に残る映画だと思う。
[PR]
# by rio-dasu | 2007-03-13 17:00 | 映画

そのときは彼によろしく

d0111514_1665148.jpg
出版社: 小学館
著者 : 市川拓司

小さいなアクアショップを営む「ぼく」のもとに、一人の美しい女性がアルバイトにやってくる。やがて二人の間にあった不思議な縁が、ぼくの人生を動かし始める。市川拓司テイストたっぷりのファンタジックな青春小説。  ~Amazon~

この人のお話しは、どれも大人のための極上の童話みたいに感じます。
決してありえないのだけど、どこかでほんとは起こっている出来事なのかも・・
と信じていたい気持ちにさせてくれます。

生きることにちょっとくらい不器用でも、異性に上手に自分の気持ちを伝えられなくても
そんなことはたいした事じゃない。
自分の世界をきちんと持っていれば、とてもしなやかに心地よく生きていけるのですね。

友情、男女の愛、そして親子のあり方。
いろんな形の愛の物語り。

出逢った人、これから出逢う人、みんなみんな、今は逢えなくてもどこかで繋がっている、
そんな心強い気持ちにさせてくれました。

主人公智文のお父さんが、智史に伝言した言葉がとても素敵で、涙のかたまりのようなものが
喉をグッとせりあがってきました。

この人の題名の付け方はとても上手いと思います。
本の題名の意味がわかったときに、こんなに感動することなんて滅多にないもの。


この本を原作に映画が作られているそうです。
主演は山田孝之さん、長澤まさみさん、塚本高史さん。
うーん、イメージが全然違う(^^;
[PR]
# by rio-dasu | 2007-03-06 13:57 |
d0111514_20323863.jpg
もう終わっちゃたんだけど、先日、太田記念美術館で開催中の
「特別展  初公開 ギメ東洋美術館所蔵 浮世絵名品展」をギリギリセーフで見てきました。

なにがビックリしたって、人の多さです。

大きな美術館でやる、TVや新聞とタイアップしている美術展の人出の多さには
結構慣れたつもりだったけど
この美術館はいつ行っても、人気もまばらで原宿という喧騒の街にありながら、
ひっそりと絵を楽しむ感じが好きだったのに・・・・・

行列に並んで、人の波に押されながら絵を見るなんて思いもよらなかったので、
ほんとに心の底からビックリしました。

入ってすぐにある、畳のスペースに飾られていた、葛飾北斎「雨中の虎」 「龍図」は
100年ぶりの再会だそうです。

とても好対照な作品で、虎はなんだかとても可愛らしく、龍は今にも飛び出してきそうな
迫力がありました。

写楽の作品もたくさんありました。
NHKの日曜美術館だったかな。
写楽は写実主義で役者の隠したいところ(シワとか、団子鼻とか、膨らんだ頬とか)も、忠実に
描いていたので、嫌われたと言っていたのを思い出し、
ほんとにその通りだなぁとうれしくなりました。

~そっか、その時太田美術館の副館長さんが出演してたんだ。しっかり、宣伝してたんだぁ~

お相撲さんの浮世絵もたくさんありました。
歌舞伎役者とはまた違った感じで興味深く見ることが出来ました。

でも、でも、ほんとに人での多さばかりが印象に残る美術展になってしまって、
もっとゆっくり見たかなったなぁと残念です。
[PR]
# by rio-dasu | 2007-03-03 10:26 | 美術展