感じたまま 思ったままに。


by rio-dasu
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

バッテリー

d0111514_1459113.jpg監督:滝田洋二郎
出演:林遣都 山田健太 岸谷五郎 天海祐希 菅原文太

野球にすべてを賭け、自分のピッチャーとしての才能に絶対の自信を持っている原田巧(林遣都)は、中学入学を控えた春休みに岡山県境の地方都市に引越す。引越し早々、巧はキャッチャーの永倉豪(山田健太)と出会い、バッテリーを組むことを熱望されるが、二人が入部した新田東中学の野球部は、監督に徹底的に管理されていた。 (シネマトゥデイ)

試写会に当たって、公開前に観てきました。
原作はあさのあつこさん。
本屋さんで平積みになっているのをよく見てたけど、今だ未読です。

同じような年頃の子供を持つ親として、そしてかつての自分を思い出して、なんかとっても
感動してしまいました。

ぶつけようのないイライラをどうしていいのかわからない気持ち。
わかってもらいたいのにわかって・・・と言えない、苛立ち。
そういう透明だけど、硬くもろい心の持ち主の少年に巧役の林君はとてもピッタリだった。
「どうしてあんたはそんなに頑ななのよ~~!」と私なら、背中に一発入れてるだろうが、
そういう不器用な感じがいいんだなぁ。

女房役の豪君も、いつもニコニコで、あんな子供がいたら、旦那さんより頼りにしちゃいそうだななぁ。

子供たちって、みんな一生懸命なんだよね。
大人からみたら、たいしたことないじゃんって思っちゃうようなことでも
一大事なんだよね。

そんなことすっかり忘れていたような気がします。

とても大切にしなきゃいけないものを、改めて教えてくれた感じの映画でした。

綺麗な涙が流れます。

公開されたら子供たちにもみせたいなぁと思った映画でした。
[PR]
# by rio-dasu | 2007-03-01 14:46 | 映画

ドリームガールズ

d0111514_14274869.jpg監督 ビル・コンドン
出演 ジェイミー・フォックス 、ビヨンセ・ノウルズ 、エディ・マーフィ 、ジェニファー・ハドソン


エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)の3人組は、コーラスグループ“ドリーメッツ”を結成し、成功を夢見てニューヨークへ旅立った。やり手マネージャーのカーティス(ジェイミー・フォックス)に見出され、大スターのジェームズ・“サンダー”・アーリー(エディ・マーフィ)のバックコーラスとしてデビューするが……。 (シネマトゥデイ)


ブラボー!ブラボー!でした。
こういう映画は絶対映画館で観るべきです。
ストーリーはありがちで、先が読めてしまうのだけど、
そんなの全然関係なし。

どの歌も圧倒されっぱなしです。
とくにジェニファー・ハドソンの歌は彼女の魂の叫びという感じで、恐ろしさまで
感じました。

エフィーの歌う歌はどれも情感たっぷりで、下手な役者より何倍も歌だけで
私の感情を揺さぶりました。
でも、いつもいつも、全力投球の歌声を聞かされてたら、ちょっとげんなりしそう~~とも思いました。

ディーナ役のビヨンセのスターになってからの美しさにほんとに惚れ惚れしちゃいまう。
歌的には、ジェニファーに押されっぱなしって感じもするけど、後半に聞かせる
「Listen」は、力強くて自立しようとしている女性の心情を歌い上げていて、
胸がキュキュンとなりました。

堕ちていくスターの光と影を驚きの歌唱力と、パフォーマンスで見せてくれたエディー・マフィはさすがでした。

一つになってたファミリーを自分の欲望で壊してしまった、ほんとに最後は鼻持ちならない男になったカーティスの最後のマヌケ面。

男ってほんとダメダメじゃん、って思わせてくれたところも私には痛快でした。

エンドロールもハリウッド映画にしたらとても凝っていてオシャレで、
最後までルンルンの気分で観ることが出来ました。
[PR]
# by rio-dasu | 2007-02-23 21:23 | 映画

墨攻

d0111514_14301143.jpg監督 ジェィコブ・チャン
出演 アンディ・ラウ 、アン・ソンギ 、ワン・チーウェン 、ファン・ビンビン

紀元前370年頃、巷淹中(アン・ソンギ)率いる趙の10万の大軍が住民わずか4千人の梁城に攻め入ろうとしていた。梁王(ワン・チーウェン)は墨家に援軍を頼んでいたが時間切れで、降伏しようとした時に墨家の革離(アンディ・ラウ)という男がたった1人で城に到着する。彼は1本の矢で趙軍の先遣隊を退けてしまい……。 (シネマトゥデイ)


春秋・戦国時代と言われる頃の中国のお話しです。
この頃の本は結構好きで読んでいるので、興味津々で観ました。
この映画を観る前に「中国国家博物館展」も見にいっていたので、ますます
期待は膨らみました。

本で読み、当時の人が使っていたものを見、満を持して映像で観たって感じ。



「非攻」、「兼愛」などの十箇条を掲げる墨子の思想を支持する墨家。
「非攻」を貫き、敵に攻められたら守りに徹するから、守りのプロなわけです。
そのために篭城戦で臨むのですが、自分たちを守るのは自分たちしかいないのだと
説いて、農民や女子供も総動員します。
「非攻」はすなわち「非戦」ではありません。

「非攻」「兼愛」(自分を愛するように他人も愛する)を唱える墨家の革離でも
結局は武器を手に持ち、敵を殺しているのです。

何千年も前なのに、今とちっとも変わっていない。
なんだかとても悲しくなりました。

洋の東西を問わず、こういう戦争スペクタルものを観るといつも思います。
あれから何千年、何百年と月日は流れても、人間の欲や野望は
ちっとも変わらないのだなぁ。
弱い人が一番の被害者になり、同じ赤い血が流れる。
科学や文化は進化発展を続けているのかもしれないけど、
人間の精神はどうしてこうも同じ過ちを繰り返し続けるのだろうと・・・・。

役者さんたちはアンディ・ラウ以外は全く知らない人ばかりでしたが
とても素敵でした。

巷将軍を演じたアン・ソンギは韓国でとても有名な俳優さんだそうです。
とても渋い味のある演技をしていました。
子団役のウー・チーロン、梁適役のチェ・シウォン共に若くてかっこよくて
目に力のある素敵な役者さんでした。

唯一ヒロイン役?で出演だったファン・ビンビンさん。
前半と後半のギャップがありすぎて、びっくりだったけど、
とてもかわいい役者さんでした。
[PR]
# by rio-dasu | 2007-02-22 14:29 | 映画

幸せのちから

d0111514_14333428.jpg監督 ガブリエレ・ムッチーノ
出演 ウィル・スミス 、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス 、タンディ・ニュートン

骨密度を測る新型医療機器のセールスマンとして生計を立てるクリス(ウィル・スミス)は、大儲けを見込んで買い取った機器を思うように売ることができず、家賃や税金を払えない状態に陥ってしまう。妻のリンダ(タンディ・ニュートン)にも去られた彼は、証券会社の正社員を目指して養成コースを受講しようとするが……。 (シネマトゥデイ)

実話に基づいた映画だそうです。
最愛の子供を守るため、昼夜を問わず頑張って、ついには成功を収めるというサクセスストリーです。

家族のため、身を粉にして頑張っているお父さんたちにはとっても共感する部分があるのだと思います。
でも私にはちょっと身勝手な風にも感じました。

なぜに急に証券マンなのか(養成コースを受講できるようになっても6ヶ月間は無給。
そのあと正社員になれるのはただ一人)
なぜ子供を奥さんに渡さなかったのか。

お金もない、仕事もない、住む部屋もない、そんなないない尽くしの中で
子供を育てていこうとするのは、父親のエゴ以外のなにものでもないように感じました。

子供がいるから頑張らなくちゃいけない!と思うのはわかるけど、それは母親だって同じじゃないですか。

貧乏に耐えている様子だけがクローズアップされていて、どうして正社員に選ばれたのか全然わかんないし。
泣きながら子供と別れるしかなかった奥さんとはどうなったのか。

お金が入ったからそれで幸せになれました・・・・っていう終わり方は
ちょっと首をひねってしまいました。

子役の男の子はW・スミスのほんとの子供なんですってね。
とてもかわいいお子さんでした。
健気な感じがとてもでていて、最後にハッピーエンドでほんとによかったねと
思えたのはこの子の演技のお陰かなぁ。
[PR]
# by rio-dasu | 2007-02-10 14:34 | 映画

どろろ

d0111514_14364373.jpg監督:塩田明彦
アクション監督:チン・シウトン
出演:妻夫木聡 柴咲コウ 瑛太 原田美枝子 中井貴一

戦国の世を憂う武将の醍醐景光(中井貴一)は、乱世を治める力を得るため、自分の子である百鬼丸(妻夫木聡)の体から48か所を魔物に差し出してしまう。やがて体の一部を取り戻せることを知った百鬼丸は、魔物退治の旅に出る。一方、コソ泥のどろろ(柴咲コウ)は百鬼丸の強さの象徴である妖刀を奪うため、彼を追いかけ始める。
~シネマトゥデイ~

原作は全く知らないで観て来ました。
出遅れ気味で劇場に入ったので、最初の部分が観れてません(-_-;)
すでに一匹目の魔物を退治して、足を取り返しているところでした。

笑わない妻夫木君はとてもクールでかっこよかったです。
アクションもしっかりこなしていて、腕に仕込まれた2本の刀を使っての殺陣も見ごたえのあるものでした。
魔物から目を取り返した時、その前とあとでは、目の力がグッと違ってみえて、
ほんとに今までガラスの目をしていたみたい・・・と感じるほどの演技力でした。

顔をドロだらけにした柴崎コウさんは、女性なのに少年として生きているという難しい役を思い切りつけ抜けて演じていました。
文字とおりの体当たりの演技って感じだったけど、セリフのほとんどが甲高い声だったので、途中で耳が痛く感じました。

魔物との対決シーンは、ワイヤーアクションやCGを使ったものから、えっ、これって戦隊ヒーロー物とか仮面ライダーとかにでてくる○○怪人?と思ってしまうものまで様々。
 
特にワニの怪人みたいな まんま着ぐるみやん!と突っ込みをいれたくなったやつの口に百鬼丸が丸太でつっかえ棒をしたのには笑えたなあ。

でも原作が漫画だと思えば、そういう漫画ちっくな演出もありなのかな~と
きっとなにもかもにリアルさを敢えて求めていないのだろうと解釈しました。

魔物を退治し自分のからだを取り戻すたびに本物の人間に近づくと同時に、今まで感じなかった痛みを感じるようになる百鬼丸。
それがとても切なかったです。

父の野望を果たすために犠牲にされた百鬼丸が最後には父と同じ傷跡を額につけていたのは、親子の縁は切っても切れない・・・ってことなんでしょうか。

人間のようで人間じゃない百鬼丸。
男のようでほんとは女のどろろ。
本物になるべくして、2人の旅は続いていく。
最後に流れるミスチルの「フェイク」という主題歌が素敵でした。
[PR]
# by rio-dasu | 2007-01-31 14:36 | 映画